Write about the Photo(DET)3文テンプレートと写真別の書き分け

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「写真を見て、60秒で英語の文を書く」——Duolingo English Test(デュオリンゴ英語テスト)のWrite about the Photoの問題形式はシンプルです。でも実際に受けてみると、単語を並べただけで時間切れ、なんてことが起こります。僕自身、最初の頃は最後の1文が途中で切れたまま時間が切れになっていました。

Kazu Kazu
この記事では、写真描写ライティングを「型」で攻略する方法と、スコアを落としやすいポイントをまとめました。

60秒で書き上げる「3文テンプレート」と、スコアを1段上げる書き分けまで、今日から使える形でお届けします。

目次

Write about the Photoとは?(問題形式の基本)

Write about the Photoは、DETのWriting(ライティング)タスクのひとつです。表示された1枚の写真について、英語で文を書いて説明します。

項目 内容
制限時間60秒(写真が出た瞬間にスタート。準備時間なし)
出題数1回の試験で3問連続で出題
書く量「1文以上」。公式の最低語数は決まっていない
形式タイピングで入力(スペル・タイポが直接ひびく)

語数は公式には決まっていませんが、1文だけで終えるのはもったいないところ。目安として2〜3文(30〜40語くらい)を狙うと、文法や語彙を見せる余地が生まれます。あくまで一例なので、長さより「正確さ+具体性」を優先してください。

フート先生 フート先生
口頭で答えるSpeak about the Photoと発想は似ておるが、Writeはスペルの1文字までそのまま採点に乗る。ここが一番の違いじゃよ。

採点で見られていること

この設問は、Writingの中でも Literacy(読み書きの力)と Production(英文を作る力)のスコアに効いてきます。採点基準は細かく公開されていませんが、大事なのは写真の内容に合った正しい英文を書くことです。

課題を満たしているか:写真の主要な人・物・動作を、きちんと説明できているか。
文の完成度:文法・語彙・文の構造。単語の羅列ではなく、つながった文になっているか。
重要ポイント

この設問は「描写タスク」です。自分の意見や感想は書かないのが基本。あくまで写真に写っているものを説明することに徹します。

日本人がつまずきやすい4パターン

Kazu Kazu
どれも「知らない」わけじゃなくて、60秒で焦ると出てしまうミスばかり。よくある誤答例として見ておくと、本番で自分にブレーキをかけられます。

1. 三単現の s の落ち

正:A man walks down the street. / 誤:A man walk down the street.
日本語の動詞は主語で変化しないため、無意識に原形で書いてしまいがちです。

2. 冠詞(a / an / the)の抜け

正:A boy is standing in a field. / 誤:Boy is standing in field.
日本語に冠詞の概念がないため、つい飛ばしてしまいます。

3. 単数・複数の不一致

正:Several people are sitting on the grass. / 誤:Several person is sitting…
数の一致を毎回意識する習慣がないと、主語と動詞がすれ違います。

4. 「箇条書き英語」になる(内容面の最大のミス)

正:In the foreground, a man is pushing a cart while a customer waits beside him. / 誤:I see a man. He has a cart. There is a customer.
単語を並べるだけで文をつなげないと、文構造が評価されません。短い文の羅列になりがちな人ほど要注意です。

注意

タイポ(打ち間違い)や単語の抜けは大きく減点されやすいところ。僕も本番で man を men と打ってしまったことがあります。60秒でも、必ず見直しの時間を残しましょう。

サンプル問題を解いてみよう

実際の写真で練習してみましょう。本番は3問続けて出て、人が写っている写真も、人が写っていない風景も出ます。この2つのタイプは書き方の軸が変わります。まずはこの2つを解いてみましょう。それぞれ60秒で書いてみて、解答例と見比べてください。

サンプル①:人が写っている写真

卒業帽をかぶった2人の男性が黒いコンテナを運んでいる写真

卒業帽をかぶった2人の男性が、黒いプラスチックのコンテナを運んでいる場面です。左の人は台車を押し、右の人は箱を抱えています。

解答例

This image shows two young men wearing graduation caps and carrying black plastic crates outside a building. The man on the left is pushing a hand truck loaded with boxes, while the other is holding a stack of crates in his arms. Judging by their caps, they may have just finished a graduation event.

人が写っている写真のコツ

主役は人。「だれが・何をしているか」を現在進行形で書き、位置(the man on the left / behind him)と持ち物・服装で具体化します。3文目の推測は行動から(Judging by their caps, they may have just finished a graduation event.)。ポイントは、wearing / carrying の進行形、人数の一致(two men are)、crates(複数)の s。難しい単語より、位置と動作をきちんと文にすることを優先します。

サンプル②:人が写っていない写真

古い街並みの狭い通りに黄色い車や白い車が停まっている写真

古い街並みの狭い通りに、車やバイクが停まっている場面です。手前には黄色い小型車、その隣に白い車、奥には古い建物と青空が見えます。

解答例

This image shows several cars parked along a narrow street in an old town. In the foreground, there is a small yellow car next to a white one and some motorcycles. Judging by the old buildings and the clear blue sky, the photo was probably taken in a European city on a sunny day.

人が写っていない写真のコツ

主役は物・場所・情景。there is / are と現在形が中心です。動作が少ない分、位置・色・数で具体化し、全体の雰囲気を形容詞で足します(The street looks quiet and old.)。3文目は天気・時間帯・場所から推測。ポイントは、parked(過去分詞)、there is / are の一致、a small yellow car のように色+修飾を添えること。There is a car. と並べず、位置語(in the foreground / along the street)でつないで1文を長くすると、単調になりません。

タイプは違っても、2枚とも同じ「全体→細部→推測」の型で書けているのがポイントです。2タイプの違いを表にまとめると、次のようになります。

観点 人が写っている写真 人が写っていない写真
主役人(だれが・何をしている)物・場所・情景(何がある・どんな様子)
中心の時制現在進行形(is walking)現在形+there is / are(状態・事実)
具体化の武器動作・服装・表情・位置関係位置・配置・色・数・全体の雰囲気
3文目の推測行動の理由・状況・感情から天気・時間帯・場所の種類から

この型そのものを、次章でもう少し詳しく見ていきましょう。

崩れない「3文テンプレート」(全体→細部→推測)

サンプルの解答例は、どちらも同じ順番で書いています。この「全体→細部→推測」の3文テンプレートを毎回同じ手順で使うと、60秒でも迷いません。

1 全体(現在形):写真全体を1文で。出だしは This image shows… / In this picture, there is/are… / We can see… が便利。
2 細部(現在進行形+具体語):目を引くところを1つ選び、色・位置・動作を足す。in the foreground / behind him / on the left などの位置語と、a light red car のような色の修飾を添える。
3 推測(控えめに):なぜそうなっているかを Perhaps… / Presumably… / Judging by… で軽く推測。ただし写真の要素(服装・落ち葉など)から言える範囲に限る。
フート先生 フート先生
1文目を「この写真に見出しを付けるなら?」と考えると、全体をまとめやすいぞ。

60秒の使い方と「見直し4点チェック」

時間配分は、一例として45秒で書いて、10秒で見直すくらいがちょうどよいです。

1 最初の5秒:主役・場所・動作を頭の中で決める。
2 次の40秒:3文テンプレで一気に書く。完璧を狙わず、手を止めない。
3 最後の10〜15秒:見直し専用。下の4点だけをチェックする。
見直し4点チェック

① 三単現の s / ② 冠詞(a・the)/ ③ be動詞 / ④ タイポ。
日本人の失点は、だいたいこの4つに集まります。ここだけ見ると決めておくと、10秒でも拾えます。

Kazu Kazu
練習のときから「最後の10秒は見直し」と決めておくと、本番でも自然に手が止まります。この10秒に助けられた場面は、数えきれないほどありました。

同じ写真をスコア別に書き分ける

同じ写真でも、書き方でスコアの見え方は変わります。サンプル1(コンテナを運ぶ2人)を例に、3段階で書き分けてみましょう。軸は「正確さ→語彙の具体化→推測・複文」です。

スコア100の目安:まず正確に

There are two men wearing black caps. They are moving black boxes near a building. One man is pushing a small cart.
基本語でよいので、三単現・冠詞・be動詞を落とさない。まず「減点されない文」を作ります。

スコア130の目安:語彙を1段上げる

Two young men in graduation caps are carrying black plastic crates in front of a building. The man on the left is pushing a loaded hand truck, and the other is holding several crates. There is an orange barrier behind them.
boxes→crates、cart→hand truck のように具体化し、位置や色で情報を足します。

スコア140の目安:推測と複文を足す

Two young men wearing graduation caps are transporting stacks of black crates outside a building. While one pushes a hand truck along the pavement, the other balances a heavy pile in his arms. Judging by their caps, they may be helping to clear up after a graduation event.
While … の複文と、根拠のある推測を加えます。ただし綴れる語の範囲で。

安全に加点するコツ

語彙を上げるなら、まずは形容詞・副詞から。名詞や動詞は単数・複数や時制で事故が起きますが、形容詞・副詞は形が変わらないので、語彙を上げても文法ミスになりにくいのです。

フート先生 フート先生
書けない難語で背伸びするより、確実に書ける語で具体的に。barren が不安なら dry で十分じゃよ。

やってはいけないこと

注意

次の4つは、点が伸び悩む典型的な原因です。

・単語の羅列(I see a man. He is walking.)→ 文構造が評価されず、最大の失点源。
・意見や感想(I think… / I like…)→ 描写タスクから外れる。
・書けない難語で背伸び → スペルミスで減点。
・見直しゼロで送信 → タイポ・語抜けを拾えない。

自宅でできる練習法

写真1枚×60秒タイマーで実戦練習。本番と同じく3枚続けてやると、集中の切り替えにも慣れる。
毎回「3文テンプレ」を同じ手順で書く。型が体に入ると本番で迷わない。
書いた英文を4点チェック(s・冠詞・be動詞・タイポ)で自己添削。これが本番の見直しの予行演習になる。
同じ写真を100→130→140の順で書き直す。書き分けの感覚が身につく。
Kazu Kazu
まずは正確な100点の文が書けるほうが、背伸びした140の文より強い。焦らず、型から始めましょう。

よくある質問(FAQ)

Q1文だけでも大丈夫?
A指示は「1文以上」ですが、2〜3文書くほうが文法や語彙を見せられて有利です。1文で終えるのは避けたいところ。
Q何語くらい書けばいい?
A公式の最低語数はありません。目安として30〜40語(2〜3文)くらい。長さより「正確さ+具体性」を優先してください。
Q難しい単語を使ったほうが高得点?
A書けないなら逆効果です。「確実に書ける語で具体的に」が正解。語彙を上げるなら形容詞・副詞から始めましょう。
Q時制はどうすればいい?
A動作は現在進行形(is walking)、状態や事実は現在形(there is / the sun sets)。この2つで十分です。
Q3問とも同じ書き方でいい?
Aはい。3文テンプレを毎回同じ手順で使い、中身(写真の要素)だけ入れ替えればOK。60秒でも安定します。

まとめ

Duolingo English Test(デュオリンゴ英語テスト)のWrite about the Photoは、型を持っていれば60秒でも崩れません。最後に、この記事のポイントを振り返ります。

「全体→細部→推測」の3文テンプレを毎回同じ手順で使う。
45秒で書いて、10秒で見直す。見直しは s・冠詞・be動詞・タイポの4点だけ。
語彙を上げるなら、形が変わらない形容詞・副詞から。難語で背伸びしない。
単語の羅列と意見の記述は避ける。写真の描写に徹する。

まずは今日、写真を1枚選んで60秒で書いてみてください。型に沿って手を動かすほど、DETのスコアアップは近づきます。応援しています。

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