Duolingo English Test(デュオリンゴ英語テスト)、通称DETを受けると決めたものの、「何から手をつければいいか分からない」「勉強しているのにスコアが伸びない」と感じていませんか。DETはTOEFLやIELTSに比べて新しい英語試験で、日本語でまとまった対策情報がまだ多くありません。
Kazu
このガイドでは、試験の仕組みとスコアの読み方から、13ある問題形式それぞれの攻略ポイント、スコアの上げ方、留学での使い方、当日のルールまでを順番に解説します。初めての人は上から順に、受験経験がある人は「13の問題形式」や「目標スコア別ロードマップ」から読んでください。各問題形式の細かい解き方は、それぞれの対策記事に深掘り版があります。
DETとは?まずは全体像
DETは、Duolingoが提供する英語4技能(読む・聞く・話す・書く)の試験です。会場に行かず自宅のパソコンから受験でき、採点はAIが行います。試験全体は約1時間。準備と本人確認が5分、採点対象のテストが45分、最後に大学へ送られるライティングとスピーキングのサンプルが10分、という流れです。IELTS(約2時間40分)やTOEFL(約2時間)より大幅に短く済みます。
短い時間で実力を測れる理由はアダプティブ方式にあります。正解すると次の問題が難しくなり、間違えると易しくなる。この仕組みで、受験者のレベルに合った問題だけを出し、少ない問題数でスコアを決めます。手軽で、速くて、費用もおさえられて、受け入れる大学も多い——世界の6,500以上の大学・機関が出願に使えるため、留学準備の英語テストとして急速に広まっています。
| 項目 | 内容(2026年7月時点) |
|---|---|
| スコア範囲 | 10〜160(5点刻み) |
| 所要時間 | 約1時間(準備5分+テスト45分+サンプル10分) |
| 受験方法 | 自宅のパソコンでオンライン受験(予約不要・24時間いつでも) |
| 受験費用 | 1回 US$70/2回セット US$118 |
| 結果が出るまで | 2日(48時間)以内 |
| 有効期限 | テスト日から2年 |
| 受験回数 | 購入は30日間に3回まで |
| サブスコア | Literacy/Comprehension/Conversation/Production |
受験費用やルールは更新されることがあります。出願前には必ず公式サイトと志望校の最新要件を確認してください。
スコアの仕組みとサブスコア
ここはDETを攻略するうえで、いちばん大事な基礎知識です。スコアの読み方が分かると、何を勉強すればスコアが上がるのかが見えてきます。
総合スコアは10〜160。大学の目安は110〜130
総合スコアは10〜160の範囲で、5点刻みで出ます。多くの大学が出願の基準にするのは110〜130、ハイレベルのプログラムでは135以上を求める傾向があります。まずは志望校の要求スコアを調べて、そこから逆算して目標を決めましょう。
サブスコアは「2層」になっている
スコアレポートには、総合スコアのほかにサブスコアが並びます。ここで混乱する人が多いので、順を追って説明します。まず土台になるのが、Reading(読む)・Listening(聞く)・Writing(書く)・Speaking(話す)の4つの技能スコアです。総合スコアは、この4つを平均した値です(5点刻みになるよう調整されます)。
次に、スコアレポートに表示されて大学にも共有されるのが、4技能を2つずつ組み合わせた統合サブスコアです。
| 統合サブスコア | 組み合わせ | ざっくり言うと |
|---|---|---|
| Literacy(読み書き) | Reading+Writing | 文字で読んで書く力 |
| Comprehension(理解) | Listening+Reading | 聞く・読むで「受け取る」力 |
| Conversation(会話) | Listening+Speaking | その場で聞いて話す力 |
| Production(産出) | Writing+Speaking | 自分から書く・話す力 |
なぜ2技能を組み合わせて測るのか。実際の場面では、英語の力は単独ではなく組み合わせて使われるからです。人と話すときは、相手の話を聞きながら話しています(=Conversation)。ここで大事なのが、同じ技能が2つのサブスコアに効くという点です。たとえば「読む力」は、書く力と組めばLiteracy、聞く力と組めばComprehensionに反映されます。
1つの技能を上げると、2つのサブスコアが同時に上がります。逆に、1つでも極端に弱い技能があると、その技能が関わる2つのサブスコアを同時に引き下げます。だから「いちばん弱い技能をほかの技能の水準まで戻す」のが、総合スコアを上げる一番の近道です。このガイド全体を貫く考え方なので、ぜひ覚えておいてください。
アダプティブ方式との付き合い方
DETは解答の正誤で次の問題の難しさが変わります。難しい問題が続いたら「うまくいっている合図」。逆に易しく感じても油断は禁物です。問題数が少ないぶん1問の重みが大きいので、序盤から集中して取り組みましょう。
フート先生
IELTS・TOEFLとの換算の目安
DETのスコアはCEFR(国際的な語学レベルの基準)に対応づけられていて、それを介してIELTSやTOEFLと比較できます。下の表はおおよその目安です。
| DET | CEFR | IELTS | TOEFL iBT(旧0–120) |
|---|---|---|---|
| 145–160 | C2 | 8.0–9.0 | 119–120 |
| 130–140 | C1 | 7.0–7.5 | 108–118 |
| 120–125 | C1 | 6.5 | 97–107 |
| 105–115 | B2 | 6.0 | 80–96 |
| 90–100 | B2 | 5.5 | 62–79 |
| 60–85 | B1 | 4.0–5.0 | 26–61 |
換算はあくまで目安で、同じ人でも実際のスコアは上下します。なおTOEFL iBTは2026年1月に新しい1〜6のスコア表示へ移行したため、上の表は旧0〜120スケールです。出願時は必ず、志望校が求める試験の種類と点数を公式ページで確認してください。
13の問題形式と攻略ポイント
DETは13の問題形式(タスク)で4技能を測ります。攻略の基本は、形式ごとに「何が・どのくらいの時間で測られるか」を知り、解き方の型を決めておくこと。ここでは各形式の仕組みと攻略の要点をまとめます。細かい解き方・例文・練習法は、それぞれの対策記事で深掘りしています。
2025年7月の大型アップデートで、Read Aloud と Listen, Then Speak が廃止され、Interactive Speaking などの新形式が加わりました。古い教材や記事には廃止済みの形式が載っていることがあるので注意してください。以下は2026年7月時点の現行13形式です。
Reading(読む)── 4形式
① Read and Select(実在する英単語を選ぶ)
出題数:15〜18語|制限時間:1語につき約5秒
表示された単語が実在する英単語かどうかを、Yes/Noで次々に判断します。偽物の単語は実在語によく似せて作られているので、「見覚えがある気がする」で選ぶと失点します。意味がはっきり浮かぶ単語だけYesにするのが基本です。
▶ 詳しい対策記事を読む 【DET攻略】Read and Select 完全対策|偽単語の見分け方と5秒判断のコツ →② Fill in the Blanks(文中の単語を完成させる)
出題数:6〜9問|制限時間:1問につき20秒
英文の中に一部の文字だけが示された単語があり、続きを打ち込んで完成させます。出るのは主に内容語(動詞・名詞・形容詞・副詞)。20秒しかないので、品詞→前後の文脈→ヒント文字の順で考える型を体に入れておくと安定します。スペルまで正確に打つ必要がある点も要注意。
▶ 詳しい対策記事を読む 【DET攻略】Fill in the Blanks 完全対策|20秒で解く4ステップとコロケーション強化法 →③ Read and Complete(パッセージの穴埋め)
出題数:3〜6問|制限時間:1パッセージにつき3分(空欄は平均15語ほど)
段落の中の文字が欠けた単語を、3分でどんどん埋めていきます。全体で部分点がつく方式なので、空欄のまま残すのが一番もったいない形式です。先に全文を読んで意味をつかみ、the や of などの機能語から埋めるのが定石。
▶ 詳しい対策記事を読む 【DET攻略】Read and Complete 完全対策|4ステップの解き方と練習問題 →④ Interactive Reading(1つの長文に6問)
出題数:2セット|制限時間:1セット(6問)につき7〜8分の共通タイマー
1つの長文について、空所補充・文の差し込み・ハイライト・主旨・タイトル選びの6問を順番に解きます。英検や大学入試で長文を読んできた日本人には取り組みやすい形式ですが、1問ずつではなく6問で1つのタイマーを共有するのが最大の特徴で、時間配分がスコアを左右します。
▶ 詳しい対策記事を読む 【DET攻略】Interactive Reading 完全対策|形式別の解き方と時間配分 →Listening(聞く)── 2形式
⑤ Listen and Type(聞こえた英文をそのまま入力)
出題数:6〜9問|制限時間:1問につき1分|音声は最大3回まで再生可
流れる英文を一言一句そのまま打ち込むディクテーション形式。部分点方式なので、聞き取れた単語は1語でも多く入力するのが鉄則です。日本人が落としやすいのは、語尾のsや冠詞など「聞こえにくい音」の聞き取り。対策記事には、本番形式の音声つき練習問題も用意しています。
▶ 詳しい対策記事を読む 【DET攻略】Listen and Type 完全対策|消える語尾と機能語の聞き取りのコツ →⑥ Interactive Listening(会話に参加して要約まで書く)
出題数:2セット|制限時間:シナリオ+会話で6分30秒、要約は別枠75秒
会話の登場人物のひとりになり、相手の話を聞いて返事を選びながら会話を進め、最後にその内容を75秒で要約します。会話の音声は1回しか流れないので、聞きながら「あとで要約に使う材料」を頭に残しておく意識が大切です。
▶ 詳しい対策記事を読む 【DET攻略】Interactive Listening 完全対策|問題別の解き方と要約のコツ →Writing(書く)── 3形式
⑦ Write about the Photo(写真を見て書く)
出題数:3問連続|制限時間:1問60秒(準備時間なし)
1枚の写真を英語で説明します。写真が出た瞬間にタイマーが動き出すので、「何から書くか」を事前に決めておくのがすべて。目安は2〜3文(30〜40語)です。
▶ 詳しい対策記事を読む 【DET攻略】Write about the Photo 完全対策|3文テンプレートと写真別の書き分け →⑧ Interactive Writing(書いた内容に追加の質問が来る)
出題数:1セット2問|制限時間:準備30秒→1問目5分→2問目3分
お題に5分で答えたあと、自分が書いた内容をもとにした追加の質問に3分で答えます。1問目で手持ちのアイデアを出し尽くすと、2問目で書くことがなくなります。
▶ 詳しい対策記事を読む 【DET攻略】Interactive Writing 完全対策|2問目で手が止まらない書き方 →⑨ Writing Sample(答案がそのまま大学に届く)
出題数:1問(試験の終盤)|制限時間:準備30秒→最大5分|推奨120〜130語
お題について5分で書くDETで一番長いライティング。スコアに反映されるうえ、書いた英文がそのまま提出先の大学に送られます。
▶ 詳しい対策記事を読む 【DET攻略】Writing Sample 完全対策|問題タイプとエッセイの構成 →Speaking(話す)── 4形式
⑩ Speak about the Photo(写真を見て話す)
出題数:1問|制限時間:準備20秒→最低30秒・最大90秒
1枚の写真について90秒話します。沈黙してしまう一番の原因は英語力ではなく、「何をどの順番で話すか」が決まっていないこと。まずは60秒を安定して話せるのが現実的な目標です。
▶ 詳しい対策記事を読む 【DET攻略】Speak about the Photo 完全対策|模範解答分析と3ステップのスピーチ法 →⑪ Read, Then Speak(お題を読んで話す)
出題数:1問|制限時間:準備20秒→最大90秒
画面のお題と質問を読んで話します。写真描写と違い、答えるべき質問が画面に用意されているのが特徴で、その質問に順番に答えるだけで話の骨組みが完成します。
▶ 詳しい対策記事を読む 【DET攻略】Read, Then Speak 完全対策|質問から組み立てる90秒スピーチの型 →⑫ Interactive Speaking(AIとリアルタイムの会話)
出題数:質問6〜8個(途中でトピックが1回変わる)|制限時間:1問35秒|音声は1回のみ・準備時間なし
2025年7月に加わった一番新しい形式。AIのキャラクターが音声で質問し、各35秒で口頭で答えます。質問は画面に文字が出ず、1回しか聞けないので、スピーキングなのに聞き取りが同じくらい重要です。
▶ 詳しい対策記事を読む 【DET攻略】Interactive Speaking 完全対策|沈黙をなくす35秒の会話設計術 →⑬ Speaking Sample(話す姿が動画で大学に届く)
出題数:1問(試験の一番最後)|制限時間:準備30秒→最大3分
お題について3分話す、DETで一番長いスピーキング。スコアに反映されるうえ、話している動画がそのまま提出先の大学に送られます。
▶ 詳しい対策記事を読む 【DET攻略】Speaking Sample 完全対策|3分話し切る4ブロック構成 →
Kazu
スコアを底上げする土台の勉強法
形式ごとの対策と並行して、土台になる力(語彙・文法・読む量・聞く量)を育てると、複数の形式のスコアが同時に上がります。1つの練習が複数の問題形式に効く、効率のいいものから紹介します。
語彙と文法 ── すべての形式の土台
語彙のレベル感の目安は、80点なら英検2級、100点なら英検準1級、130点以上なら英検1級くらいの単語力です。いま使っている単語帳があれば、それを完成させるところから始めて構いません。そして、スコアが80に届いていない場合は、文法の基礎が抜けている可能性が高いです。中学英文法からの総復習が遠回りに見えて近道になります。文法の土台は13形式のほぼすべてに効いてきます。
多読 ── 穴埋め系と長文読解に効く
自分のレベルに合った英文を、辞書を引きすぎずにたくさん読みます。単語どうしの自然なつながりが体に入ると、Fill in the Blanks や Read and Complete で欠けた語を直感的に補えるようになります。時間を計って読み、段落ごとの要点を1〜2文でまとめる練習を足すと、Interactive Reading の時間配分にも強くなります。
シャドーイング ── 1つの練習で聞く・話すの両方に効く
英語音声を聞きながら、少し遅れて影のように真似して発音する練習です。「聞き取れる音」が増えるので Listen and Type と Interactive Listening にまず効き、声に出すぶん発音と流暢さも鍛えられるので、スピーキング4形式にも効果が波及します。最初はスクリプトを見ながら、慣れたら見ないで。1つの練習で6形式以上に効く、いちばん効率のいい勉強法です。
書く・話す系は「添削」までがセット
ライティングとスピーキングは、解きっぱなしでは自分の答えが目標スコアに届いているか分かりません。書いた英文・話した内容は、先生やAIの添削でフィードバックをもらい、繰り返し出る自分のミス(時制・冠詞・三単現など)を1つずつ潰すこと。あわせて、どんなテーマでも「結論→理由→例」の順で一言言える練習をしておくと、本番で話題に困らなくなります。
公式の無料練習テストを定期的に受ける
公式サイトでは、本番と同じ形式の無料の練習テスト(約45分)を何回でも受けられ、終わると予想スコアの範囲が表示されます。試験環境と時間の感覚に慣れる、弱点の形式を見つける、伸びを確認する——使い道はたくさんあります。自分の解答をあとから見直せない点だけ注意してください。
学習の進め方(4ステップ)
逆に、伸び悩む人には共通パターンがあります。形式を知らずに問題の量だけこなす。得意な技能ばかり磨く。練習テストを受けずにぶっつけ本番で受ける。この3つに心当たりがあれば、上の4ステップに戻るのが一番の近道です。最初にやってみてほとんど解けなかった人は、形式対策の前に単語・文法のおさらいとシャドーイングから始めましょう。
DETを選ぶ理由|費用とコンディションで有利
志望校がDETを受け入れているなら、留学のための英語試験はDETを選ぶのが現実的です。理由は大きく2つ、費用と、受けるタイミングを自分で選べることです。
IELTSやTOEFLは1回あたりの受験料が高く、試験の拘束時間も2〜3時間かかります。そして正直なところ、ほとんどの人は目標スコアを一発では取れません。何度か受け直すうちに、試験の費用だけで10万円を超えてしまうのは、決して珍しい話ではないのです。
もうひとつが日程です。会場で受ける試験は試験日が決まっているので、当日に体調をくずしても、前の日によく眠れなくても、その日の自分で勝負するしかありません。その点DETは、予約なしで24時間いつでも受けられます。自分のコンディションが整っている日を選んで受けられる——これは想像以上に大きな利点です。
さらに大事なのが、いったん対策を始めてから別の試験に乗り換えるのは大変だということ。試験が変われば問題形式も変わり、覚えた解き方の型も練習も、一からやり直しになります。だからこそ勉強を始める前に志望校の要件を調べて、DETが使えるなら最初からDETに絞るのが、いちばん無駄のない進め方です。行き先にまだこだわりがなく「とにかく留学したい」という人も、受け入れ校の多いDETから始めるのが手堅い選択になります。
Kazu
DETで留学できる?国別の使い方
DETは世界の6,500以上の大学・機関が出願に使えます。認定されたスコアは、アカウントから希望する大学へ無料で・何校でも送れます。
そのうえで知っておきたいのが、「大学への出願」と「ビザ(在留許可)の英語要件」は別物だということ。大学がDETを認めていても、ビザの手続きで別の英語試験が必要になる国があります。国別に整理します(2026年7月時点)。
アメリカ ── 出願もビザも使いやすい
受け入れる大学が非常に多く、トップ校から州立大学まで幅広く出願に使えます。F-1(学生)ビザの手続き自体に英語試験の提出義務はなく、大学に合格して入学許可の書類(I-20)が出れば、そのまま手続きを進められます。志望校がDETを受け入れていれば、DETだけで留学まで到達できる国です。
カナダ ── 留学はOK、移民の手続きは対象外
大学・カレッジの出願で広く受け入れられています。就学許可(study permit)の申請に指定の英語試験はないので、大学から入学許可が出ていれば、英語力が理由でビザに困ることは基本的にありません。ただし、永住権など移民の手続きでは政府指定の英語試験が必要で、DETは対象外です。留学と移民は分けて考えましょう。
イギリス ── 大学出願とビザ用のSELTは別物
出願で認める大学は増えていますが、学生ビザの英語証明に使える試験はSELTという政府指定のリストに限られていて、DETはSELTに含まれていません。大学が出願で認めても、ビザ用に別途SELTの受験を求められる場合があります。イギリス志望の人は、志望校に「DETだけで学生ビザの手続きまで進めるか」を必ず確認してください。
オーストラリア ── 学生ビザの指定試験には入っていない
出願で受け入れる大学は増えていますが、学生ビザ(subclass 500)の英語試験のリストにDETは入っていません。そもそもビザ用の英語証明が必要かどうか自体が、国籍や学歴・進学先によって変わるので、内務省(Department of Home Affairs)の情報で自分のケースを確認しましょう。
ここまで読んで「イギリスやオーストラリアは難しそう」と感じたかもしれません。でも、出願でDETを受け入れている大学は、どちらの国にもあります。ビザで英語の証明が必要かどうかも、進学するプログラムや自分のこれまでの経歴によって変わります。「この国はDETが使えない」と決めつけて志望校を候補から外してしまう前に、まずは受け入れているかどうかを自分の目で調べてみてください。調べ方は次の章で説明します。
大学の要件も各国の制度も頻繁に変わります。「使える/使えない」の最終判断は、必ず志望校と各国政府の公式ページで、日付を確認しながら行ってください。
フート先生
受け入れ校の調べ方
DETを受け入れている大学は、公式サイトのマイページから調べられます。国や学校名で絞り込むと、その大学がDETを受け入れているかどうかと、求めているスコアをあわせて確認できます。志望校が決まっている人はその学校で、まだ決まっていない人は国で絞って眺めてみると、候補が見えてきます。
検索結果から先へ進むと、その大学のページに移動します。ここから先は英語の入学要項です。学部やプログラムごとに必要なスコアが違ったり、総合スコアとは別にサブスコアの下限が決まっていたりすることもあるので、細かい条件まできちんと理解したい人は、Google翻訳などのページ翻訳を使いながら読み進めましょう。要項の読み違いは出願そのものに響きます。面倒に感じても、ここは落ち着いて確認しておく価値があります。
フート先生
受験の流れと当日のルール
DETは自宅で気軽に受けられる一方、その手軽さゆえにルール違反でスコアが認定されない(uncertified になる)ケースが起こりやすい英語試験でもあります。流れとルールを先に押さえておきましょう。
必要な機材・環境
当日守るルール
ルール違反と判定されると、スコアが認定されなかったり、認定済みのスコアが取り消されたりします。違反が繰り返されたり悪質と判断されたりすると、アカウントの停止で受験そのものができなくなることもあります。ほとんどの違反は「知らなかった」が原因なので、受験前に公式の最新ルールを一度読んでおきましょう。
目標スコア別ロードマップ
「いま自分はどこにいて、次に何をすべきか」をスコア帯ごとに整理しました。どの帯でも軸は同じ——いちばん弱い技能から直すことです。
よくある質問(FAQ)
まとめ|形式から逆算するのが最短ルート
Duolingo English Test(DET)の対策は、次の4つに整理できます。
やみくもに英語の勉強量を増やすより、「何が・どのくらいの時間で測られるか」から逆算して練習するほうが、DETのスコアアップはずっと速く進みます。まずは公式の無料練習テストで現在地を知り、点を落とした形式の対策記事から読み進めてみてください。
Kazu

